Difyのskill-creatorスキルでAgent Skillを設計・作成する方法
AIエージェントに専門知識を持たせたいと思ったことはありませんか?汎用的なAIでは対応しきれない、ドメイン固有のワークフローやツール連携が必要になる場面は多くあります。
この記事では、Difyリポジトリで公開されているskill-creatorスキルを使って、効果的なAgent Skillを設計・作成する方法を解説します。
このスキルは何をしてくれるのか
skill-creatorは、Agent Skillの作成プロセスをガイドするスキルです。以下の機能を提供します:
- スキルの設計原則と構造の解説
- SKILL.mdファイルの書き方ガイダンス
- Progressive Disclosure(段階的開示)パターンの適用方法
- スクリプト・リファレンス・アセットの整理方法
- パッケージ化と配布の手順
開発チーム内で再利用可能なワークフローを構築したい方や、AIエージェントにプロジェクト固有の知識を組み込みたい方に向いています。
インストール方法
前提条件
- Claude Codeがインストール済みであること
- GitHubリポジトリへのアクセス権限
インストールコマンド
Claude Codeで以下のコマンドを実行します:
claude mcp add github.com/langgenius/dify/tree/main/.claude/skills/skill-creator
使い方
基本的な使い方
スキルを作成したい場合、Claude Codeに以下のように指示します:
新しいスキルを作成したい
skill-creatorが自動的にトリガーされ、以下のステップでガイドします:
- スコープの理解 - 具体的なユースケースの確認
- リソースの計画 - scripts/references/assetsの設計
- 初期化 -
init_skill.pyによる雛形生成 - 編集 - SKILL.mdとリソースの実装
- パッケージ化 -
package_skill.pyによる配布ファイル作成
スキルの構造
スキルは以下のディレクトリ構成で作成されます:
skill-name/
├── SKILL.md # 必須:メタデータと手順
├── scripts/ # 実行可能なコード
├── references/ # 参照ドキュメント
└── assets/ # テンプレートやアセット
SKILL.mdのフロントマターにはnameとdescriptionが必須です。descriptionにはスキルの機能だけでなく、トリガー条件も含めることが重要です。
知っておくべき注意点
コンテキストウィンドウは共有資源
スキルの内容はコンテキストウィンドウを消費します。「AIが既に知っている情報」を繰り返し記述しないことが重要です。SKILL.md本体は500行以下に抑え、詳細はreferences/に分割してください。
descriptionがトリガーの鍵
SKILL.mdのbodyはトリガー後にしか読み込まれません。「いつ使うか」の情報はすべてdescriptionフィールドに記載する必要があります。
段階的開示を活用する
メタデータ(常時読み込み)→ SKILL.md本体(トリガー時)→ バンドルリソース(必要時)の3段階で情報を管理することで、コンテキスト効率が向上します。
まとめ
skill-creatorを使うと、Agent Skillの設計から配布までの一連のプロセスをガイドに沿って進められます。コンテキスト効率を意識した設計原則を学ぶことで、チームや個人のワークフローを効果的にスキル化できます。
詳細な仕様やオプションは、スキル詳細ページをご確認ください。