Gemini CLIのskill-creatorスキルでカスタムスキルを作成する方法
Gemini CLIの機能を拡張して、プロジェクト固有のワークフローやドメイン知識を組み込みたいと考えたことはありませんか?標準機能だけでは対応しきれない、繰り返し発生する作業を効率化する方法があります。
この記事では、Gemini CLIのskill-creatorスキルを使って、カスタムスキルを設計・作成する方法を解説します。
このスキルは何をしてくれるのか
skill-creatorは、Gemini CLI用スキルの作成プロセスをガイドするスキルです:
- スキルの設計原則とディレクトリ構造の解説
- SKILL.mdのフロントマター(name/description)の作成支援
- scripts/references/assetsの整理方法
init_skill.cjsによるスキル初期化package_skill.cjsによるパッケージ化と配布gemini skills installによるインストール手順
Gemini CLIをチームや個人のワークフローに合わせてカスタマイズしたい開発者に向いています。
インストール方法
前提条件
- Gemini CLIがインストール済みであること
インストールコマンド
Gemini CLIで以下のコマンドを実行します:
gemini skills install github.com/google-gemini/gemini-cli/tree/main/.gemini/skills/skill-creator
使い方
基本的な使い方
スキルを作成したい場合:
新しいスキルを作成したい
skill-creatorが7段階のプロセスでガイドします:
- スコープの理解 - 具体的なユースケースの確認
- リソースの計画 - scripts/references/assetsの設計
- 初期化 -
init_skill.cjsによる雛形生成 - 編集 - SKILL.mdとリソースの実装
- パッケージ化 -
package_skill.cjsによる.skillファイル作成 - インストール - workspace/userスコープの選択
- イテレーション - 実際の使用に基づく改善
スキル命名規則
- 小文字、数字、ハイフンのみ使用
- 64文字以内
- 動詞から始まる短いフレーズを推奨(例:
gh-address-comments)
descriptionの書き方
descriptionは単一行の文字列で、以下を含めます:
- 何をするか
- いつ使うか(トリガー条件)
- 対象のファイル形式や操作
知っておくべき注意点
/skills reloadが必要
インストール後、Gemini CLIのインタラクティブセッションで/skills reloadを手動実行する必要があります。スキル作成エージェントが自動で実行することはできません。
スクリプトのstdout設計
バンドルするスクリプトは、LLMフレンドリーな出力を設計してください。トレースバックを抑制し、成功/失敗の明確なメッセージを出力し、大量の出力はページネーションするようにします。
Claude CodeとGemini CLIの違い
基本的な設計原則(Progressive Disclosure等)は共通していますが、初期化スクリプトやインストールコマンドが異なります。Gemini CLIではinit_skill.cjs(Node.js)を使用します。
まとめ
Gemini CLIのskill-creatorを使うと、カスタムスキルの設計からインストールまでの一連のプロセスをガイドに沿って進められます。パッケージ化機能により、チーム内での配布も容易です。
詳細な仕様やオプションは、スキル詳細ページをご確認ください。