Gemini CLIのcode-reviewerスキルでコードレビューを効率化する方法
コードレビューは開発プロセスにおいて重要ですが、レビュー品質のばらつきや、見落としが課題になることがあります。レビュー観点を体系的に整理し、一貫した基準で評価する仕組みがあると助かります。
この記事では、Gemini CLIのcode-reviewerスキルを使って、ローカルの変更やPull Requestのコードレビューを効率化する方法を解説します。
このスキルは何をしてくれるのか
code-reviewerは、ローカルの変更とリモートのPull Requestの両方に対応するコードレビュースキルです:
- ローカル変更(staged/unstaged)のレビュー
- GitHub CLI(gh)を使ったリモートPRのチェックアウトとレビュー
- 7つの観点での分析(正確性、保守性、可読性、効率性、セキュリティ、エッジケース、テスタビリティ)
- 構造化されたフィードバック(Critical/Improvements/Nitpicks)
日常的なコードレビューの品質を一定に保ちたい開発者や、レビュー観点の抜け漏れを防ぎたいチームに向いています。
インストール方法
前提条件
- Gemini CLIがインストール済みであること
- GitHub CLI(gh)がインストール済み(リモートPRレビュー用)
インストールコマンド
gemini skills install github.com/google-gemini/gemini-cli/tree/main/.gemini/skills/code-reviewer
使い方
ローカル変更のレビュー
私の変更をレビューして
スキルはgit statusとgit diffで変更を確認し、7つの観点で分析します。
リモートPRのレビュー
PR #123 をレビューして
スキルはgh pr checkout 123でPRをチェックアウトし、preflightコマンドを実行した後、レビューを開始します。
フィードバックの構造
レビュー結果は以下の形式で提供されます:
- Summary - レビューの概要
- Critical - バグ、セキュリティ問題、破壊的変更
- Improvements - コード品質やパフォーマンスの改善提案
- Nitpicks - フォーマットや軽微なスタイルの指摘
- Conclusion - Approved / Request Changesの判定
知っておくべき注意点
preflightコマンドの存在が前提
リモートPRレビューではnpm run preflightが実行されます。プロジェクトにこのスクリプトが定義されていない場合、エラーになる可能性があります。
GitHub CLIが必要
リモートPRのチェックアウトにはghコマンドが必要です。ローカル変更のレビューのみであれば、GitHub CLIは不要です。
レビュー後のブランチ切り替え
リモートPRレビュー後、デフォルトブランチ(main/master)に戻るかどうかを確認されます。
まとめ
code-reviewerスキルを使うと、7つの観点に基づいた体系的なコードレビューを、ローカル変更とリモートPRの両方に対して実行できます。フィードバックはCritical/Improvements/Nitpicksに分類され、優先度が明確です。
詳細な仕様やオプションは、スキル詳細ページをご確認ください。