Claude Codeのモデル切り替え方法|Sonnet・Opus・Haikuの使い分けとデフォルト変更
「Claude CodeでOpusを使いたいけど、切り替え方がわからない」「毎回モデルを変更するのが面倒」——Claude Codeを使っていると、モデルの切り替えで悩む場面があるのではないでしょうか。
Claude Codeでは、Sonnet・Opus・Haikuなど複数のモデルを切り替えて使えます。タスクの複雑さに応じて使い分けることで、品質とコスト(利用制限の消費)のバランスを取れるようになります。
この記事では、Anthropic(Claudeの開発元)公式ドキュメントをもとに、モデルの切り替え方法を3パターン紹介します。一時的な切り替えから、デフォルトモデルの変更まで、用途に応じて使い分けてください。
Claude Codeで使えるモデル一覧
まず、Claude Codeで利用できるモデルを整理しておきます。
| モデル名 | モデルID | 特徴 |
|---|---|---|
| Sonnet 4.5 | claude-sonnet-4-5-20250929 | デフォルト。日常的なコーディングに最適。バランスが良い |
| Opus 4.5 | claude-opus-4-5-20251101 | 最も高性能。複雑な推論やアーキテクチャ設計向け |
| Haiku 4.5 | claude-haiku-4-5-20251001 | 高速・低コスト。シンプルなタスク向け |
どのモデルを選ぶべきか
使い分けの目安は以下の通りです。
Sonnet 4.5を使う場面(デフォルト)
- 日常的なコーディング作業
- バグ修正、デバッグ
- テストやドキュメントの作成
- 一般的なリファクタリング
Opus 4.5を使う場面
- 複雑なアーキテクチャ設計
- 難解なバグの調査
- 大規模な設計判断が必要なとき
- Plan Modeでの詳細な計画立案
Haiku 4.5を使う場面
- シンプルで繰り返しの多いタスク
- 高速なレスポンスが欲しいとき
- 利用制限を節約したいとき
注意点: Opusは高性能ですが、その分トークン消費が多く、利用制限に早く達します。「ここぞ」という場面で使うのがおすすめです。
方法1:/modelコマンドで切り替える(最も簡単)
セッション中に/modelコマンドを使う方法が最も手軽です。
手順
- Claude Codeを起動した状態で、
/modelと入力してEnter - 選択メニューが表示される
- 使いたいモデルを選択
> /model
Select Model
1. Default (recommended)
2. Opus 4.5
3. Sonnet 4.5
4. Opus 4.5 Plan Mode
直接モデルを指定する場合
メニューを出さずに、直接モデル名やエイリアスを指定することもできます。
# エイリアスで指定
/model opus
/model sonnet
/model haiku
# フルネームで指定
/model claude-opus-4-5-20251101
/model claude-sonnet-4-5-20250929
現在のモデルを確認する
/statusコマンドで、現在使用中のモデルを確認できます。
/status
方法2:起動時に--modelフラグで指定する
特定のセッションだけ別のモデルを使いたい場合は、起動時にフラグを付けます。
# Opusで起動
claude --model opus
# Sonnetで起動
claude --model sonnet
# Haikuで起動
claude --model haiku
# フルネームでも指定可能
claude --model claude-opus-4-5-20251101
この方法で指定したモデルは、そのセッション中のみ有効です。次回起動時はデフォルトに戻ります。
方法3:デフォルトモデルを変更する(永続的)
毎回同じモデルを使いたい場合は、環境変数でデフォルトを変更できます。
手順
1. シェルの種類を確認
echo $SHELL
/bin/zsh→ zsh(macOSのデフォルト)/bin/bash→ bash(Linuxのデフォルト)
2. 設定ファイルに追記
zshの場合(macOS):
echo 'export ANTHROPIC_MODEL="claude-opus-4-5-20251101"' >> ~/.zshrc
bashの場合(Linux):
echo 'export ANTHROPIC_MODEL="claude-opus-4-5-20251101"' >> ~/.bashrc
3. 設定を反映
# zshの場合
source ~/.zshrc
# bashの場合
source ~/.bashrc
4. ターミナルを再起動してClaude Codeを起動
以降、指定したモデルがデフォルトになります。
設定ファイルで指定する方法
プロジェクトごとにデフォルトモデルを変えたい場合は、.claude/settings.jsonに記述する方法もあります。
{
"model": "opus"
}
便利なモデルエイリアス
Claude Codeには、特殊な動作をするエイリアスが用意されています。
| エイリアス | 動作 |
|---|---|
default | アカウントタイプに応じた推奨設定。Maxユーザーの場合、利用制限に近づくと自動でSonnetにフォールバック |
sonnet | 最新のSonnetモデル |
opus | 最新のOpusモデル |
haiku | 最新のHaikuモデル |
opusplan | Plan ModeではOpus、実行時はSonnetに自動切り替え |
sonnet[1m] | 100万トークンのコンテキストウィンドウを有効化(API利用時) |
opusplan:計画はOpus、実行はSonnetの自動切り替え
opusplanは、Plan Modeと通常モードでモデルを自動的に切り替える設定です。
動作:
- Plan Mode中 → Opusを使用(複雑な推論・設計に強い)
- 実行モード中 → Sonnetに自動切り替え(高速・効率的)
設定方法:
/model opusplan
または起動時に:
claude --model opusplan
Proプランでの制限について
Proプラン($20/月)でもOpusは利用できますが、注意点があります。
公式ヘルプセンターによると、ProプランでClaude CodeからOpusを使う場合は、「Extra Usage(追加利用)」を有効にして購入する必要があります。つまり、Proプランの基本枠内ではOpusが使えない、または大幅に制限される可能性があります。
Opusを頻繁に使いたい場合は、Maxプラン($100または$200/月)を検討した方が良いかもしれません。
モデル切り替え時の注意点
セッション途中での切り替えはトークン消費が増える
セッション中にモデルを切り替えると、新しいモデルがそれまでの会話履歴を読み込み直すため、トークン消費が増えます。
長い会話の途中でモデルを変える場合は、新しいセッションを開始した方が効率的なこともあります。
/modelと--modelの優先順位
複数の方法でモデルを指定した場合、以下の優先順位で適用されます。
/modelコマンド(セッション中の指定が最優先)--modelフラグ(起動時の指定)ANTHROPIC_MODEL環境変数- 設定ファイル(
.claude/settings.json)
よくある質問
Q. モデルを切り替えても会話の内容は引き継がれる?
引き継がれます。ただし、新しいモデルが過去の会話を処理し直すため、その分のトークンが追加で消費されます。
Q. Haikuでも普通に開発作業はできる?
できます。Haikuはシンプルなタスクなら十分実用的です。利用制限を節約したいときの選択肢として有効です。
Q. VS Code拡張でもモデル切り替えはできる?
できます。VS Code拡張では、/コマンドメニューから/modelを選択するか、設定画面からデフォルトモデルを変更できます。
Q. 設定したデフォルトモデルを解除するには?
環境変数で設定した場合は、.zshrcや.bashrcから該当の行を削除し、sourceコマンドで反映させます。その後ターミナルを再起動すれば、デフォルト(Sonnet)に戻ります。
まとめ
Claude Codeのモデル切り替え方法をまとめると、以下の3パターンがあります。
| 方法 | 用途 | コマンド例 |
|---|---|---|
/model | セッション中に素早く切り替え | /model opus |
--model | 特定のセッションだけ別モデルで起動 | claude --model opus |
| 環境変数 | デフォルトモデルを永続的に変更 | ANTHROPIC_MODEL="..." |
基本的にはSonnet(デフォルト)で十分なケースが多いですが、複雑な設計や難しいバグに取り組むときはOpusに切り替えると、より良い結果が得られることがあります。
利用制限とのバランスを考えながら、タスクに応じて使い分けてみてください。