【2026年版】Agent Skills対応ツール完全比較
Agent Skillsに対応したツールは増えていますが、「結局どのツールを使えばいいの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
正直なところ、完璧なツールはありません。それぞれに長所と短所があり、用途や予算によって最適解が変わります。
この記事では、主要な5つのツールの対応状況を比較し、選ぶ際のポイントを解説します。
対応ツール一覧(2026年1月時点)
まず、Agent Skills標準に対応している主要ツールの全体像を確認しましょう。
| ツール | 対応状況 | スキル配置場所 | 料金 |
|---|---|---|---|
| Claude Code | 正式対応 | .claude/skills/ | 従量課金(API) |
| Codex CLI | 正式対応 | ~/.codex/skills/ | 従量課金(API) |
| GitHub Copilot | プレビュー | .github/skills/ | $10〜39/月 |
| Cursor | Nightly版のみ | .cursor/skills/ | $20/月〜 |
| Gemini CLI | プレビュー | .gemini/skills/ | 無料枠あり |
対応状況は日々変化しています。最新情報は各ツールの公式ドキュメントで確認してください。
Claude Code:最も機能が充実
Claude Codeは、Agent Skills標準の策定元であるAnthropicが開発したツールです。そのため、機能面では最も充実しています。
特徴
- サブエージェント実行:スキル内から別のエージェントを呼び出せる
- 動的コンテキスト注入:シェルコマンドの結果をスキルに埋め込める
- Extended Thinking:スキル内に「ultrathink」と書くと深い思考モードが有効に
- カスタムスラッシュコマンド:スキルを
/コマンド名で呼び出せる
スキル配置場所
.claude/skills/ # プロジェクト専用
~/.claude/skills/ # ユーザー共通
注意点
- APIの従量課金なので、使いすぎに注意
- Claude固有の拡張機能は他ツールでは動作しない
向いている人
- 最新機能を試したい開発者
- 複雑なワークフローを自動化したいチーム
Codex CLI:シンプルで始めやすい
OpenAIのCodex CLIは、コマンドラインでAIを使うツールです。スキルインストーラーが内蔵されており、始めやすいのが特徴です。
特徴
- スキルインストーラー内蔵:
/skillsコマンドで簡単にインストール - $記法:
$スキル名でスキルを呼び出し - 設定ファイルで管理:
~/.codex/config.tomlでスキルの有効/無効を切り替え
スキル配置場所
~/.codex/skills/ # ユーザー共通(任意のディレクトリ構造でOK)
注意点
- GUIはなくコマンドラインのみ
- Claude Codeほどの拡張機能はない
向いている人
- コマンドライン作業が多い開発者
- シンプルに使いたい人
GitHub Copilot:VS Codeとの統合が魅力
GitHub Copilotは、VS Code 1.108(2025年12月)からAgent Skillsに対応しました。普段VS Codeを使っている人にとっては、追加の環境構築なしで使えるのが魅力です。
特徴
- VS Code統合:エディタ内で完結
- Copilot Chat連携:チャット形式でスキルを使える
- 複数環境対応:VS Code、CLI、コーディングエージェントで共通利用
スキル配置場所
.github/skills/ # プロジェクト専用(推奨)
.claude/skills/ # 後方互換性のため対応
~/.copilot/skills/ # ユーザー共通
注意点
- 2026年1月時点ではプレビュー版
chat.useAgentSkills設定を有効にする必要あり- 有料プラン(Individual $10/月〜)が必要
向いている人
- VS Codeをメインで使う開発者
- 既にGitHub Copilotを契約している人
Cursor:エージェント機能が強力
CursorはVS Codeベースのエディタで、独自のAI機能を多数搭載しています。Agent Skillsは現在Nightly版でのみ対応しています。
特徴
- 8つの並列エージェント:複数のタスクを同時実行
- MCP連携:Slack、Datadog、Sentryなど外部ツールと接続
- Composerモデル:独自の高速コーディングモデル
スキル配置場所
.cursor/skills/ # プロジェクト専用
注意点
- Agent Skillsは現在Nightly版のみ
- 安定版での提供時期は未定
- 月額$20〜の料金がかかる
向いている人
- 最新のAI機能を試したい開発者
- 外部ツールとの連携を重視する人
Gemini CLI:無料枠があり試しやすい
GoogleのGemini CLIは、2026年1月からAgent Skillsのプレビュー対応を開始しました。無料枠があるため、気軽に試せます。
特徴
- 無料枠あり:コストを抑えて試せる
- Googleエコシステム連携:Google Cloudとの親和性が高い
- Claude→Gemini変換ツール:既存のClaudeスキルを変換できる
スキル配置場所
.gemini/skills/ # プロジェクト専用(ワークスペーススキル)
~/.gemini/skills/ # ユーザー共通
注意点
- 2026年1月時点ではプレビュー版
- フィードバック募集中の段階
- 機能は他ツールより限定的
向いている人
- まずは無料で試したい人
- Google Cloudを使っているチーム
どのツールを選ぶべきか
判断のポイント
用途や状況によって最適なツールは変わります。以下のポイントを参考にしてください。
機能重視なら → Claude Code
- 最も機能が充実
- ただし従量課金なのでコスト管理が必要
VS Codeユーザーなら → GitHub Copilot
- 追加の環境構築不要
- ただしプレビュー版なので安定性に注意
コマンドライン派なら → Codex CLI
- シンプルで使いやすい
- ただしGUIが欲しい人には不向き
コストを抑えたいなら → Gemini CLI
- 無料枠で試せる
- ただし機能は限定的
複数ツールの併用
Agent Skillsはオープン標準なので、基本的には1つのSKILL.mdを複数ツールで使い回せます。ただし、ツール固有の拡張機能(Claude Codeのサブエージェントなど)は動作しません。
チームで複数ツールを使う場合は、基本機能のみを使ったスキルを作成し、ツール固有の機能は避けるのがおすすめです。
まとめ
Agent Skills対応ツールは増加中ですが、機能や安定性にはまだ差があります。
- 安定性重視:Claude Code、Codex CLI
- 統合環境重視:GitHub Copilot、Cursor
- コスト重視:Gemini CLI
まずは普段使っているツールで試してみて、必要に応じて他のツールも検討するのがおすすめです。
各ツールの公式ドキュメント:
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